だいぶ使い古されたテーマではあるが、避けては通れない話でもあるので、一度整理しておこうと思う。 シモンズとシーリー Simmons は、現代日本において王座にあるブランドである。1990年代まで覇権を握っていたのはフラン… 続きを読む シモンズ vs シーリー
投稿者: SNOWWIS
長年、日本のベッド・マットレス業界を見てきた立場から、
寝心地や構造について個人の視点で考察しています。
マットレスに「唯一の正解」はない、
体格や睡眠時間、生活環境によって最適解は変わる——
そんな前提のもと、
カタログや宣伝では語られにくい部分を中心に書いています。
特定のメーカーや商品を推奨することを目的としたブログではありません。
読んだ方が、ご自身で考え、選ぶための材料になることを目指しています。
ポケットコイルの起源
コイルスプリング(ばね)を袋に入れて並べ、枠線に固定した上にウレタンやポリわた等のクッション層を載せ、ベッドフレームの上に乗せて使う。これがポケットコイルマットレスである。 このブログの読者であれば、こうした説明は不要だ… 続きを読む ポケットコイルの起源
マットレスって何年使える?
寿命は何で決まるのか マットレスの寿命については、よく「10年くらい」と言われる。しかし、その理由を正確に説明できる人は意外に少ない。 多くの人は「コイルがへたるから寿命になる」と考えているが、実際には事情は少し違う。 … 続きを読む マットレスって何年使える?
ダブルクッションは本当に必要なのか
ダブルクッションとは、マットレスの下にボックススプリングを置くベッド構造である。ホテルのベッドなどでよく見かける形式で、高級ベッドの象徴として語られることも多い。 しかし、この構造には少し誤解もある。 もともとダブルクッ… 続きを読む ダブルクッションは本当に必要なのか
D2Cマットレスの宿命(コアラ、ネル、エマなど)
ビジネスモデルは素晴らしく美しい…だが、避けられない宿命がある マットレスの寝心地は、実際に寝てみなければわからない。体重・体格・体型に合わせて最適なマットレスを提案したとしても、最終的に決めるのはユーザー自身の“好み”… 続きを読む D2Cマットレスの宿命(コアラ、ネル、エマなど)
後部座席は人工の涅槃である
運転席には誰も座っていない。ハンドルは静かに、まるで呼吸をするように微細に動き続けている。私は後部座席に身を沈め、窓の外を流れる風景を眺めている。目的地は入力済みだ。あとは何もすることがない。これは快適だ。事故の恐怖もな… 続きを読む 後部座席は人工の涅槃である
The Dream オーダーメイドマットレス
ポケットコイルマットレスの頂点——The Dreamが直面する課題サータを日本で手がけ、自社ブランドのウォーターワールドにおいてもどこよりも長く「水の寝心地」を追及してきた知見。そのドリームベッドが自社の技術を結集して作… 続きを読む The Dream オーダーメイドマットレス
シーリースポーツ(シナジー/リリース/パワーマッスル/スピードマッスル)
──マーケティングの勝利、商品は平常運転 シーリーが近年、力を入れているシリーズである。特定のアスリートを起用するのではなく、「アスリートという概念そのもの」をイメージキャラクターにする発想は、いかにも**シーリー**ら… 続きを読む シーリースポーツ(シナジー/リリース/パワーマッスル/スピードマッスル)
ウォーターベッドとは何者なのか?
~比較不能、という価値~ マットレスを語るとき、多くの人は「硬いか、柔らかいか」「高いか、安いか」そんな話から始める。 だが、その問いそのものが、すでに的を外している。 ウォーターベッドは、柔らかいから神なのではない。高… 続きを読む ウォーターベッドとは何者なのか?
マットレスブランドに必要なもの
現代の日本市場において、マットレスブランドとして成立するために必要な要素は、大きく三つある。 一つ目は、高スペックで分かりやすい商品MD。二つ目は、一定水準以上の寝心地。そして三つ目が、ブランドストーリーである。 この三… 続きを読む マットレスブランドに必要なもの