――“国賓の寝心地”という物語
サータが展開する
2025 プレミアムホテルキャンペーン。
その主役が、このライトブリーズN ピローソフトCMTだ。
言わずと知れた、ホテル御三家の一角。
The Okura Tokyo――
そのスイートルームに実際に納入された仕様を、
個人がそのまま購入できる。
これは、実はかなり珍しい。
ホテルのマットレスは、基本的に「買えない」
誤解されがちだが、
ホテルで使われているマットレスは、
原則として個人向けには販売されない。
理由は単純だ。
ホテル用マットレスは、
100枚、200枚という単位で一括発注される。
「泊まって気に入ったから1枚欲しい」
という希望は、現実的ではない。
ところが、
受注生産を前提とするサータは、
この壁を越えてしまう。
2023年はヒルトン広島、
2024年は名古屋マリオットアソシア。
そして2025年、
舞台はThe Okura Tokyoとなった。
“物語”が先に立つマットレス
The Okura Tokyoといえば、
アメリカ大使館の隣という立地もあり、
要人の定宿として知られてきたホテルだ。
当然、宿泊するのは一般客室ではない。
スイートである。
つまりこのマットレスは、
そういう場所で使われる前提で作られている。
ここで重要なのは、
それが事実かどうかより、
そういう物語を背負えるかどうかだ。
ブランドマットレスとは、
「正しさ」だけでは成立しない。
そこに、
少し胸が躍る物語が必要になる。
その点、この一枚は強い。
では、「正しさ」はどうか
もちろん、
物語だけでは話にならない。
ベースとなるスプリングは、
ポスチャーノーマルと同系譜の
5.8インチ・交互配列・センターハード。
さらに全周にエッジサポートを追加し、
安定感を高めている。
その上に載るのが、
ライトブリーズシリーズでおなじみの
ブレスフォートだ。
従来の低反発とは異なり、
- 通気性が高く
- 温度依存性が低く
- 耐久性にも配慮されている
寝心地の方向性は、
どこかウォーターベッドに近い。
これは、
ドリームベッドというメーカーの
“源流”を感じさせる素材でもある。
仕上げは、分離という選択
これらを、
別体式のピロートップとして構成し、
面ファスナーで連結する。
この仕様は、
スイート7.7 リムーバブル1トップと同じ思想だ。
・将来、ピロートップだけ交換できる
・日々のローテーションが容易
・結果として寿命が延びる
高齢化が進む社会において、
これは理想論ではなく、現実解である。
結論として
一泊数十万円のスイートルームで使われる仕様。
物語性があり、
構造的な裏付けもあり、
メンテナンス性と環境性能まで考えられている。
それが、
シングルサイズで20万円台から選べる。
これは、
「誰にでも勧める」マットレスではない。
だが、
刺さる人には、深く刺さる一枚だ。
こういうモデルは、
気づいた人が静かに選び、
気づかれないまま終わることも多い。
だからこそ言っておく。
もし、
2026年3月31日までに
マットレスを買い替えるつもりがあるなら、
一度はこれを候補に入れておいていい。
なくなってから惜しんでも、
もう手に入らない類のマットレスだからだ。